12Rで優勝戦が行われ、平高奈菜(32=香川)が待望の地元初優勝を飾った。

1枠で臨んだファイナルはイン主張。しかし、本番で青木幸太郎が3カドに引いて、枠なりの2対4隊形。全員がゼロ台スタートとプレッシャーのかかる中、コンマ05を決め、1Mは青木のまくりを受け止め踏ん張った。

2着争いは西野翔太が青木に競り勝ち2着、青木は3着に終わった。

優勝した平高は、丸亀で今回が11度目の優出だった。「相当、緊張していました。(1Mは)一瞬、青木(幸太郎)さんにやられかけたけど、うまく回れました。丸亀はデビューして転覆やフライングで迷惑をかけていたので、やっと恩返しできたと思います」。

これで獲得賞金は2642万2000円で女子賞金ランク10位に上昇。次節は11月2~5日の常滑タイトル戦に出場予定。12月のプレミアムG1徳山クイーンズクライマックス出場へ、価値ある優勝だった。