125期の新人・杉山喜一(すぎやま・きいち、20=静岡)が3Rで6コースからまくり差し、デビュー33走目で初勝利を挙げた。

「うれしいですけど、1着を意識しているわけではなくて、常に自分ができることを精いっぱいやろうと思っていました。その結果です」と、表情は笑顔でもコメントは冷静だった。

師匠は深谷知博。先日の浜名湖周年優勝には刺激を受けたという。「優勝してすごいなと思いました。いつも刺激的な話をいただいているし、僕も頑張ろうという気持ちになる。目標は記念レーサーです。いつか(深谷知博と)一緒にSGやG1に出たい」と夢を語った。