山岸佳太(30=茨城)がV字回復している。

準決9Rでは打鐘過ぎに仕掛けて先行。番手武藤龍生にこそ差されたものの、2着で決勝進出を果たした。前場所静岡G3は急な腰痛のため2日目から欠場しているだけに「静岡(の腰痛は)は一体何だったんだろう? 今回はかなりいいですね」と満面の笑みで振り返った。

今年前半の最大目標は3年連続3回目の出場となるG1日本選手権(静岡、5月5日~)。「そこに向けていろいろ試しながら、徐々に調子を上げていきたい。立川は相性がいいので、まずは明日(決勝)頑張りたい」と、2月伊東に続く今年2度目の優勝に照準を合わせた。