村田修次(46=東京)がイン速攻で大会最年少優勝を決めた。

注目の進入は、内枠両者が枠主張、西島義則が3コースに入り、上平真二は4コースのスロー。金子龍介が5カドに引き、松井繁は回り直して6コース回り。1245・36の4対2となった。村田は100メートル付近の起こし位置から、6人全員がゼロ台スタートを決める中、村田はコンマ02と踏み込んだ。1Mは5カド金子の攻めを広島勢が抵抗する間に、先マイを果たした。2着争いは1周2Mで西島と金子が競り合い、差した松井繁が2着。3着は前本泰和が浮上。

大会初出場で初優勝した村田は、「起こす位置だけを考えていた。(優勝できて)ほっとしています。インから絶対行く、スタートも絶対行くという強い気持ちでした」と話した。無観客レースで行われ、ファンは画面越しから激走を見届けた。「画面の向こうからの声援を受けて、精いっぱい走って還元するしかない」。ファンに向けてメッセージを送った。

払戻金は2連単(1)-(6)1860円、3連単は(1)(6)(2)5630円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)