福島勇樹(40=東京)が、まくり連発で勝負駆けに成功した。

3日目までは2着1本が最高で、得点率は4・50の30位タイ。2走18点の勝負駆けと土俵際に立たされた。それでも4日目は、前半4Rは3コースから強気にまくり、後半8Rは4カドからイン石丸海渡や地元丸野一樹らを一気にまくり切った。「4Rはスタート展示で遅れたのできちっと行こうと思い、飛びつかれない距離で行った。8Rは強引だったが、いい隊形だった。まくれるということは(エンジンは)いいのでしょう」と一安心。得点率は6・33まで上げて、13位で準優12Rに進出。「伸び加減を残して微調整。スタートに集中する」と気合を入れ直した。