茅原悠紀(33=岡山)がインから先マイを決め、今年3度目の優勝を飾った。

今節の相棒だった72号機は、8月SGメモリアルにも出場していない凡機。優勝戦前には2度目のセット交換(ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダーケース)を行うなど、エンジン出しに苦労をした。

「行き足から伸びは池永(太)選手にだいぶやられていた。ただ、出足だけは戦える足になってました」。レースを見る限りは危なげない完勝劇だった。

それでも「もっとエンジンは出さないといけないですね」と課題を挙げたが「このエンジンなら健闘した方ですね」と最後は笑顔を見せた。