斉藤仁(43=東京)が一瞬の隙を突いて1着を取った。

準優10Rは、1枠渡辺浩司が1Mで流れたのを見逃さず、俊敏に差し切った。「乗り心地やターン回り、出足が好みの感じ。ストライクゾーンが広くて、天気も今節の変わり方であればいけます。スタート勘も合っていて全速で行けている」と自信の表情を見せた。

準優3個レースは全て1枠が敗れ、12R優勝戦の1枠は斉藤に転がり込んできた。13年5月若松以来、3度目のG1優勝へ逃げるのみだ。