津久井拓也(33=群馬)が厳しい勝負駆けをクリアした。

3日目終了時点の得点率は4・00の28位。ボーダーの5・67に並ぶためには、2走18点の厳しい勝負駆けが科せられた。それでも4日目は、1Rでカドから俊敏に差して2着をもぎ取り、インで迎えた7Rは浜野谷憲吾や下條雄太郎ら強豪を振り切って逃げ切った。得点率はボーダー上の5・67で、8R以降の結果次第では予選落ちがあったが、大きな順位変動はなく18位で準優進出を決めた。近況は2節前の平和島でデビュー初優勝を飾り、波に乗っている。6枠で挑む準優12Rは、仲谷颯仁や下條雄太郎ら強豪がそろいメンバー的に苦しいが、勢いに乗って艇間を突くと、2度目の優勝へ光明も見えてくる。