谷川祐一(39=滋賀)が、2度目の地元優勝へ強気の姿勢を崩さない。

6枠で挑んだ準優10Rは、スタート展示で3コースに入った。しかしレースでは1枠守田俊介、2枠馬場貴也のSG覇者を押しのけてインを奪取。コンマ07の鋭発を決めて逃げ切った。2着には新鋭沢田尚也、3着に深井利寿が入って、3連単は15万7660円の大波乱となった。相棒の27号機は10月末に中間整備が入ってからは優出2着、準優3着と気配は右肩上がり。優勝戦は3枠。内枠には吉川昭男と丸野一樹の手ごわい師弟コンビがそろうが、積極的に攻めてデビュー初優勝の11年8月以来、9年4カ月ぶりの地元優勝を狙う。