12Rで優勝戦が行われ、全国ランク1位の青山周平(36=伊勢崎)が圧倒的なスピードを駆使して完全V。全場G1制覇を決めた。

青山は試走で3秒22秒と驚異的なタイムを出し、自信を持って臨んだ。レースは4番手スタートから、4周1角で逃げる三浦康平をとらえて、そのまま先頭をキープした。「スタートがすごく切れました。このメンバー相手に予想以上の位置に付けられましたね。今節も、エンジンが安定して動いてくれたので、特に整備でばたばたすることもなく戦えました」。

快勝した上がりタイムは3秒324。試走とともに自己ベストを更新した。「地元のG1をオール1着で勝てたのもうれしいけど、新年1節目で優勝できたことが良かったです。いい流れなので、次節からも頑張ります」。昨年末の川口SGスーパースター王座決定戦を制した勢いは、年を越しても止まらない。21年も青山イヤーを予感させる5日間だった。