117期の山本勝利(22=東京)が決勝8Rでチャレンジ卒業を狙う。

準決は番手の中山健が離れてしまい、1人で豪快な逃げ切り勝ちを決めて、特別昇班に王手をかけた。「ここまで来たら狙います。勝ち上がりは後ろのことも考えてきたけど、ここでは思いっ切りいく」と、V宣言が飛び出した。

苦手としていた先行を実戦で覚え、今では勝ちパターンにまで磨き上げてきた。対戦相手で同期の仁藤秀から「養成所を出てから強くなった」と警戒されている。

A級2班、そしてS級へ、一気に階段を駆け上る。