初日メイン、12R選抜予選は鈴木圭一郎(26=浜松)が制した。

0メートルオープン2枠からトップスタートで逃げ切り。ただ、2着の伊藤信夫がずっと後ろに迫っていて、ワンミスも許されない厳しい状況をクリアした。

「スタートは抜群でした」と飛び出しはほぼ完璧だった。しかも、上がりタイムも3秒306と早い。ただ、気になるのは競走車の跳ねだ。「ドドド(不整振動)が来ていました。練習ではなかったから、原因はエンジンからなのかな…」とぽつり。先に伊藤信夫を出迎えた浜松勢の選手たちから『圭一郎が跳ねてたね~』って言ってたと伝え聞いて「ずっと後ろのエンジン音が聞こえるから…。跳ねがばれないように走ったつもりなのに、ばれてた」と苦笑い。

そんな状態でも好タイムで勝てただけに、エンジン状態は悪くないと思われる。まずは跳ね対策を施して、2日目はさらなる気配アップを目指す。