12Rで優勝戦が行われ、西山貴浩(33=福岡)がイン先制を決めて、G1は2度目の優勝を果たした。

レースは枠なりの3対3で進入。スロー勢の仕掛けがそろい、西山がイン有利に先マイ。3コース平尾崇典は逆転のまくり差しを狙ったが、1M手前で転覆。石渡鉄兵、瓜生正義はともに平尾の艇に乗り上げて万事休す…。そんな1Mの難を避けた浜野谷憲吾が、外を握って2着確保。3着は同じく外を回した柳沢一が入った。優勝した西山は「(1Mは)やられたと思ったけど、日ごろの行いがいいんでしょうね。昨年はグランプリを経験させてもらって、今年も(グランプリに)戻りたい。打倒・峰竜太で頑張ります!」と力強く話した。

西山は昨年9月、徳山ダイヤモンドカップでG1初優勝を飾り、昨年末の平和島SGグランプリに出場。見事にファイナルまで進出した。今年も早々とG1優勝を飾り、今後の活躍が楽しみだ。

払戻金は2連単(1)-(5)1070円、3連単は(1)(5)(6)7710円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)