加賀谷建明(42=川口)が、驚きの好タイムで4日目準決勝戦12Rをぶっちぎりで1着した。上がり3秒566は湿走路としては破格の時計で、もちろん4日目断然の1番時計だった。

「本当に優勝戦に乗れて良かった。上がりタイムは早かったですね。試走から手応えがあった。エンジンもタイヤもいいので。あとはスタートですね。(優勝戦は)仮にスタートで行けなくとも、1車でも多く抜いていけるように」と気持ちを込めた言葉で締めくくった。

過去、G2は17年飯塚のオーバルチャンピオンカップなど3度優勝したが、G1は19年川口開設記念など優出2着はあるものの優勝はない。持ち味のスピードをフルに発揮して、待望のG1初優勝を目指す。