初日5着、2走目を4着で終えた田中月菜(20=佐賀)に奇跡が起きた。

予2・7Rの日野未来は4着で決勝に乗れていたが、ゴール寸前で田中千尋にかわされ5着。また、初日3着で6着以内なら決勝確定だった森内愛香はまさかの7着。合計ポイント9点の田中月が、7番手で決勝に滑り込んだ。田中月は「5、4着で乗れるわけないと諦めていました。でも、こんな着で決勝に乗って申し訳ない」と恐縮しきり。だが、勝ち上がった以上、優勝の可能性もゼロではない。「(決勝で)戦わせてもらえるチャンスをもらったから頑張りたい」と気合を入れた。