1枠中岡正彦(43=香川)が逃げて、今年2度目の優勝を飾った。インからコンマ04のトップスタートを踏み込み、3コース新開航のまくり差しを振り切って、独走態勢に入った。2着争いは吉永則雄、里岡右貴、新開が2周ホームで3艇並ぶデッドヒートを繰り広げ、3周1Mを先に回った吉永が2着、新開が3着に入った。

優勝した中岡は、優勝戦の展示タイムが6選手で最も悪かった。それでも、1月宮島に続く2度目、若松では通算4度目の優勝に「優勝戦は回転不足でした。仕上がりには不満でしたが、エンジンが良かった」と胸をなで下ろした。