寺田祥(42=山口)が完璧な逃げで、馬場貴也との差しを振り切った。

今節は悪水面でレースが1日短縮され、さらに安定板がついて2周レースになるなど、コンデション作りが課題となった。寺田も「あまり試す時間がなかったからね。どちらかといえば伸び系で、自分の好きな感じではなかった」と納得のいく機力ではなかった。それでも、天気に左右されない調整力と、経験置が優勝への決め手となった。

次節は9日からの徳山G1。4月津に続く周年連続V、そして大会2度目の制覇へ、寺田の快進撃は続く。