山崎郡(31=大阪)が4カドから鮮やかにまくり差して、1月常滑以来となる通算7度目の優勝を飾った。

スタート練習や展示では動きがあったものの、本番は枠なりのオールスロー。トップスタートを決めた守田俊介が3コースから攻めたが、イン柘植政浩が抵抗。山崎は、差しに切り替えた守田と、2枠井上一輝の間を一気に突き抜けた。優出4度のびわこで初めての優勝を決めた。

今節は進入で地元番長の吉川昭男に抵抗するなど、コース取りにこだわるシーンも見せた。強豪がそろう大阪支部で期待される1人だけに、さらに進化し続けている。

次節は18日からの常滑G3企業杯。こちらも2度優勝がある得意水面で、2節連続Vへまい進する。