赤羽克也(39=埼玉)が、絶体絶命だったイン戦を全集中で乗り越えた。9Rで、3枠の高倉孝太がダッシュに引くと、それを見た2枠の吉田宗弘もダッシュ戦を選択。1対5と赤羽にとっては、苦しいレースとなったが、コンマ16のトップスタートを決めて、危なげなく押し切った。赤羽に2カドにされた心境を聞くと「特に不安になったりはしなかったですよ。集中していましたから。あ~2カドにするんだって、そんな感じですよ。追い込まれたウサギではないです」と、意外にも冷静だった。この勝利で予選を突破。準優11Rも集中力を高め、ファイナル入りを目指す。