15日に34歳になったばかりの西山貴浩(福岡)が、2日目8Rで3コースから差し、1日遅れで自らを祝う勝利を挙げた。「運一本! 前半競り負けた(4着)から頭(1着)だけを狙った」と声を張った。パワーは劣勢でも思い切って伸び重視に調整。「冷静でした、ハハハ」と展開を冷静に読んだ。

近況は強烈な伸び型、これに相反する超出足型のプロペラゲージを持ち、調整を試行錯誤。「あいつ、嫌やなと思われる、何をするか分からん、面白いやつになりたい。異端児を目指しますわ」とニヤリ。すでに面白さもクセも十分あるが、さらに個性に磨きをかける。