6月の当所G1高松宮記念杯で、初のG1決勝進出ながら優勝をもぎ取った宿口陽一(37=埼玉)が、今場所は凱旋(がいせん)レースとなる。

「G1を優勝して、同県の(平原)康多さんをはじめ他県の選手からも祝福の言葉をたくさんもらって、本当にありがたかった。でも勝ったといっても、すべては(吉田)拓矢のおかげで、自分の力ではないからね。拓矢が勝った方が関東は盛り上がったのにね(笑い)」と謙遜した。特選12R、寺崎浩平、野口裕史を相手に、G1覇者の貫禄で人気に応える。