西山昇一(60=愛知)が優出一番乗りを決めた。準優10Rはスタート展示と起こす位置が変わり、仕掛けを遅れてしまったが何とか逃げ切った。機力は行き足から伸びを中心に悪くないが調整に課題を残す。「回転の上がりが悪かったので、そこを優勝戦までに修正しないとね」。2枠で臨むファイナルはベテランならではの巧みなハンドルを送り込み、19年7月の多摩川以来、60歳になってからは初の優勝を目指す。