吉川美穂(28=和歌山)が予2・6Rで最終ホーム手前からカマし、後続に3車身差をつけての連勝で決勝切符をつかんだ。

「(保立)沙織さんが先に前へ踏んでくれたし、いいスピードで仕掛けられた」と笑顔を見せた。

「今回からサドルを上げて少し前に出す調整にして、スピードに乗っている感覚があります」。セッティングが決まったことで、スムーズなペダリングが可能になった。「33でも400バンクでも、残り1周から駆けたことがなかったけれど自信になりました」。

久米詩を筆頭に強敵ぞろいの決勝11Rで、本格デビュー後の120期の優勝一番乗りを目指す。