二刀流のモーグルで来年2月の北京冬季オリンピック(五輪)を目指している原大智(24=宮城)が、今期最終戦を迎える。

「10月からモーグルに専念するので、競輪はこれが今年最後。出走本数が足りないので点数は上げたい。決勝には行きたいですね」と力を込めた。

原は北京五輪を最後にモーグル引退を表明しており、競輪との二刀流もこれが最後になる。二足のわらじをはいてきたこれまでを「自転車の経験不足で、こっち(競輪)には生かせなかった。ただ、モーグルには間違いなく効果がある。実際に大会でも優勝できたので」と胸を張った。

二刀流に対して批判的な声もあったが「いろんな可能性があることを自分が示したい。少なくともここまで悔いが残ることはなかった。あと半年、ドキドキしますね」。

平塚で結果を残し、2大会連続のメダル獲得に挑戦する。

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