林大悟（26＝福岡）が準決10Rで堂々の逃げを見せた。
切って林を受けた瓜生崇智が、空けた車間をなかなか詰められないほどのハイペース。最後は番手の小岩大介に差されたが、瓜生、河端朋之を相手に2着に粘った。「バックまで持つと思わなかった。連日、小岩さんを連れていけて、まじで良かった」と、笑顔で流れる汗を拭った。
林が「小岩さんには（弟の）慶次郎がお世話になっているので」と感謝すれば、勝った小岩も「この兄弟にはお世話になりっぱなし」と返し、互いをたたえ合う。
決勝12Rでも林－小岩で連係する。山崎賢人、河端の新旧ナショナルチーム勢を相手に、林が真っ向から勝負を挑む。
