向所浩二(48=兵庫)が前検の好気配がそのまま、初日にも反映されて、2、1着発進を決めた。

特に目を見張る動きだったのは、初日10R。展示タイムが6秒69。他の5選手が軒並み6秒8台だっただけに、1人だけ抜けた時計をたたき出し、そのエンジンパワーをフルに発揮し、逃げた。

「複勝率(48・4%)通り出ている。足はいいし、体感もいい。微調整ですね。スタートも大丈夫です」と、好素性8号機に信頼を寄せるコメントが並んだ。

2日目は4R6枠、12R3枠の2回乗り。この動きがあれば、中外枠の2走でも、さらにオール連対が続きそうな勢いは十分ある。