第12Rで優勝戦が行われた。水面悪化の影響でレースは2周戦、安定板が装着された。

レースは、1番人気の大池佑来(34=東京)がG1初優勝を飾った。1コースからコンマ03の強烈スタートを決めて、イン速攻を決めた。通算20度目、今年は2度目の優勝。G1は3度目の優出で初制覇となった。2着は秋山直之、3着は赤岩善生が入った。

優勝戦時はホーム向かい風7メートル、波高25センチと、水面は荒れた。進入はすんなりした枠なりの3対3。スロー勢の起こしは2M付近。ダッシュを付けられる状況の中、大池は舟のばたつきを体全体で抑えながら、ただ1人、ゼロ台の仕掛けを決めた。1Mはしっかりとターンマークを外さずに先マイ。他艇をすぐに突き放し、地元で初のG1制覇を成し遂げた。

2着争いは1番差しの秋山直之が、2Mで外を握って、赤岩善生の猛追をしりぞけた。3着は赤岩だった。

大池の次節は、31日からの多摩川一般戦に出場予定となっている。

払戻金は2連単(1)-(2)510円、3連単は(1)(2)(3)1350円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)