山地正樹(45=岡山)が2コース差しを決めて、2月の児島以来、今年2度目の優勝を飾った。2着に下條雄太郎、3着に佐藤博亮が入った。

優勝戦の鍵は、チルトを1・5度に跳ねた4枠の海野康志郎だった。4カドから攻める海野にイン下條が応戦した隙を、山地は冷静に差し切った。今節は、駆る62号機の出足を強力に仕上げた。スローへ動き、進入が深くなっても、4日目まで7走全てゼロ台スタート。展示タイムもメンバーでトップと文句なしの動きだった。次走は27日から児島一般戦の予定。