柳生泰二(36=山口)が先マイを決めて、9月常滑以来となる今年6度目の優勝を飾った。

スタートは枠なり3対3。3コースから握る柘植政浩を止めて1Mを先取りし、大内裕樹の猛追を振り切った。順当に見えた逃げ切りだったが「大内(裕樹)さんがすごい足で、プレッシャーでした」と汗を拭った。「自分のエンジンも3日目から伸びが良くなって悪くなかったが、大内さんと比較すると厳しかった。1Mもいいターンではなかったが、逃げられてほっとしました」と胸をなで下ろした。

今回の優勝で、来年のクラシック(22年3月16日~、大村)出場が近づいた。それでも「目の前の1走1走に集中するだけです。舟券に貢献して、ファンの応援に応えたい」と前を見据えた。

次節、11月2日からの江戸川でも、ファンの期待に応える。