荒尾聡(40=飯塚)は勝っていたレースだった。7番手スタートから前団を追い、着実に順位を上げていった。9周3角で逃げた青山周平をまくりにいった。まくり切りかけた時、青山周平(走法戒告)と接触しそうになり、3番手の鈴木圭一郎に内をすくわれて3着になった。「9周4角の不利がすべて。エンジンは今節1番の状態でタイヤも良かった」。悔しさをにじませていた。