古沢光紀(34=福岡)が3コースから鮮やかにまくり差して通算12度目の優勝を飾り、副賞として近江米50キロを手にした。

人気を集めた池永太は2着、3着は上田龍星が入った。

優勝戦のスタート展示は枠なり3対3だったが、本番で3カドをチョイス。2コース上田がスタートで立ち遅れたのを見逃さず、上田と先マイを狙う池永との間を鋭く突く。2Mで池永に差し迫られるも、24号機の軽快な出足を生かして振り切った。

これで今年の優勝は5度目。選考期間が残り1カ月となった来年のクラシック出場に近づいた。SG初出場の10月ダービーでは準優5着、それを上回るか期待がかかる。クラシック出場へ、次節12月5日からの尼崎、日刊スポーツ杯に注目だ。