2予7Rで皿屋豊(39=三重)が、11秒8の好ラップで取鳥雄吾をまくって準決切符をつかんだ。冬場にはバックが強烈な向かい風になる豊橋バンクは自力型泣かせだが、強地足の皿屋にとっては望むところ。「水を得た魚のように、いい感じで走れてます」と言う。

対取鳥はここ4戦、取鳥がオール2連対を果たしていたが、ようやく一矢報いた形になった。しかし、皿屋は「自分だけ見ればそうかもしれないけれど、ラインで準決に乗ったのは自分1人で、取鳥ラインは2人勝ち上がっているから、ライン的には負けですね」と素直には喜べない様子だった。