下寺秀和(29=広島)が苦難を乗り越えて、準優へ駒を進めた。前半3Rは調整が合わず、2Mで他艇に接触して不良航法を取られた。そこから機力を立て直し、準優進出戦11Rは3コースから的確にさばいて2着に入った。

「前半は合っていなかった。接触でブラケットとステアリングバーを交換しました」。前半後の点検によって後半に間に合わせた。

「行き足、伸びはいいです。ペラが開いていたので、伸びしろはあると思います」と笑顔も取り戻した。

準優は11R3枠。優出を目指して、もうひと調整に励む。