河端朋之(37=岡山)と瀬戸晋作(28=長崎)は初日10Rで対戦。3番手から2角まくりを放った瀬戸の上を、河端が上がり10秒9のまくりでのみ込んだ。

腰痛の影響を感じさせない走りを披露した河端だが「自分では、いっぱいいっぱいの感じ。まだ以前のような踏み方ができていない」と、ざわつく周囲をよそに冷静に分析した。

2着の瀬戸は、S級点確保のために少しでも点数を稼ぎたい状況だ。「気持ちも入っているし、セッティングを元に戻して、かみ合ってますね」と充実の表情を見せた。

準決のメンバーが発表されて同乗となると、瀬戸が河端のもとに駆け寄って連係を“直訴”。河端は「今日、踏み合った間柄だし、頑張ろう」と快諾した。

昨日の敵は今日の友。準決10Rで息の合った連係を見せる。