内藤宣彦(51=秋田)は3月宇都宮ウィナーズカップ3日目の勝ち星で節目の400勝にリーチをかけてから足踏み状態が続いている。「自分的には悪くないと思っているけど相手が強い」。前回大垣の準決では4角番手で回ってきたが三谷竜生のまくりに屈して3着。「悔しかったのと情けなかったのとで、1日も休んでいない」と、大垣からの中6日は練習に徹した。

初日の選抜2Rは菊池岳仁の番手回り。「意外な番組だな。うれしいけど抜けないだろうな」と自虐的に話したが「楽しみ」と締めた言葉が逆転での400勝を予感させた。