チャレンジ決勝10Rで田村大(24=宮崎)が、2班特昇に挑む。昨年11月の松山も6連勝で迎えた特昇シリーズだったが、初日に失格。同じ松山で、今回はしっかり決めるつもりだ。

「初日は前回の失格の時と同じ前攻めの状態で、嫌な思いが頭をよぎった。でも、出切ってから自分のペースで行けた」とひと安心。この日の準決で8連勝とし、特昇が懸かる決勝は同じ119期の高橋綜一郎が先陣を勤める。

高橋は「油断するなよ。4角で踏み直すから」と冗談めかしたが、田村の気持ちをくんでいるようだ。田村も「大丈夫。決まり手は差しじゃなくて(番手)まくりだから」と返し、ワンツーを決める気だ。