滝本匡平(37=愛知)が一発ツモで、来々期のA級2班の座をほぼ手中に収めた。

予選6Rは、別線2つが激しくもがき合ったところを2角からまくって快勝。「点数がギリギリだったので(西武園に)来ようか止めようか迷ったけど、来て良かった」。競走得点の上積みに成功して、安堵(あんど)の表情を浮かべた。となれば次は今期初の決勝進出という欲が出る。「前回来た時(4月)も最終日に1着が取れた。相性がいい」というバンク。準決7Rでシリーズリーダーの橋本瑠偉を相手にジャイアントキリングの期待も膨らむ。