来年1月にS級に再昇格する須藤誠(37=千葉)が11月和歌山からの2場所連続Vに挑む。

予選は121期ルーキー添田龍児の逃げを4分の1輪差でかわせず2着惜敗だが、準決は再連係した添田を余裕たっぷりに差し切った。

わずか1日でリズムを取り戻し、「予選で添田君の総合力が分かった。踏み出しや、かかり、踏み直し、特徴がつかめたからね」と自身の好調キープと重ね合わせ、決勝で三たび目標にする添田差しをイメージ。またしても格の違いを見せる気だ。