初日選抜組の塩田北斗(35=福岡)が、3日目2走で優出勝負駆けだ。

今節は相棒の67号機が、低調機ということもあり、懸命な整備とペラ調整でエンジン気配の上積みを図ってきた。そのかいあってか、ここまで3、3、1着。得点率8・67で十分、優出を狙える位置をキープしているのは、さすがA1級の底力だ。「前検を思えば直線は普通。持つくらいにはなったと思う」と、ようやく水準レベルまでには足を持ってきた。

優出ボーダーを8・20と見れば、2走15点がノルマ。3日目12Rは1枠だけに、8R5枠が大事な戦い。前半でまくり差して上位に食い込めば、後半は王道の逃げで当地2度目の優出も十分、ありそうだ。