長田稚也(22=飯塚)が最後まで完璧な走りで制し、日刊スポーツ杯エキサイティングバトルを優勝。

2着は渋沢憲司、3着には兄の長田恭徳が入った。

強力なメンバーが4人が並ぶ10メートルライン。「(スタートの切れがいいといっていた)岩見(貴史)さんも横にいたし、スタートから緊張した」。その言葉とは裏腹に冷静なスタートで残すと、展開を逃さず安定した走りで追い込んだ。「電気を初日の状態に戻して優勝戦が一番良かった。変わらずレース足が良かった」。安定して好調だった相棒が、的確にレースを運ぶ一因となった。「優勝できてうれしいのはもちろんだけど、ほっとしている」。試走タイムから3秒29と抜けて好調だっただけに、結果に結び付けられて笑顔を見せた。今年3度目の優勝。1日からの当地ミッドナイト戦も快走してくれそうだ。