121期ルーキー5人が大挙したモーニング開催(1R発走8時30分)は、九州ホープの松本秀之慎(20=熊本)が優勝で締める。

連日、逃げて連勝。予選は突っ張り先行で九州ワンツースリーを呼び込み、準決7Rは敵陣の包囲網を力ずくでカマして破った。「松戸はコーナーで流せて走りやすい。明日(最終日)も自力で」と、決勝へ抱負を話す姿も堂々としている。

昨年春のデビュー当時に線が細かった体は、すっかりビルドアップ。「この1年で体重が73キロから79キロへ。ウエートトレーニングを増やした効果。乗車フォームが固まりつつあって、上半身がぶれなくなりました」。課題だった末の粘りが日々、強化されてもがく距離も長くなった。

チ決勝7Rは唯一、ライン3車で挑む。隙なく走り、3場所ぶりに優勝する姿が想像できる。