崖っぷちから、はい上がる。代謝危機にある渋川聡士(45=新潟)が、自力戦だったチ予選3Rを3着でクリアした。「やっと、戦える状態になった」。笑顔で引き揚げてきた。

昨年末の岸和田初日に落車して右手を骨折。それでも、点数を獲得するべく、1月から始動したが、「思った以上にダメージが残っていた」と、大敗続きだった。

転機になったのが、今年2月の豊橋。配分が一緒になった同期の桜井学からのアドバイスでフォーム改造に取り組むと、動きが一変したという。「持つべきは同期ですね。乗り方を変えただけで連対できるようになった」とうれしそうに笑った。

チ準決5Rは単騎戦。豪快な一発を狙っている。