大会連覇&4度目の稲妻賞制覇に挑む青山周平(38=伊勢崎)が4日目12R準決勝戦を勝ち、意外にも今節初勝利で優勝戦へと駒を進めた。

「セッティングを大きく扱ったけど、レースでは、うーんっていう感じです。追っていく感じも悪くはないものの、優勝戦の中に入ると足んないかな…」と、まだまだ納得のいく動きには程遠い。

「とりあえず(問題は)エンジンですね。ゴールデンウイーク開催にここで走った時のイメージで整備したんですけど、それがことごとく駄目っぽい。また違う方向の整備も、ですね。今節は初日からシリンダー、ピストンを換えたんで、ちょっとそれを点検して、何か換えるかはちょっと見てみてですね。去年勝ってる大会? 現状では厳しいんで。現状のままでは…。まあ、時間があるので、乗って調整ですね」。稲妻賞は昨年を含め、19、20、22年大会を制するなど相性のいいシリーズ。整備で気配を上向かせ、優勝戦は10メートルオープンの大外から速攻を決める。