準優10Rで逃げた今井美亜(32=福井)が、19年12月徳山G1クイーンズクライマックス以来、3年半ぶりの優勝へのチャンスをつかんだ。

インからのスタートはコンマ14の6番手だったが、コンマ09と2コースから踏み込んだ渡辺優美に1Mまでに追い付いて先マイを決めた。「足がいいので1Mまでに伸び返した」とレースを振り返った。

前検から21号機に手応えを感じていたが、仕上がり具合に変わりはない。「重さはあるが、出足もいいし乗り心地もいい。今年一番どころか、5年に1回くらいの足。エンジンがいいと思う」。若松でも初優出、初優勝、そして久々の頂点へ、ファイナルは2枠から攻めるレースを披露する。