勝部貴博(34=福岡)が初日予選の連勝を「8」に伸ばした。
予選6Rは後位が杉山剛と作田悦章で競り。下げた杉山が打鐘前2角で追い上げた。勝部は連れていけると判断して3角で踏み上げたが、番手は作田が奪っていた。
「仕掛けたタイミングは良かったんですが、作田さんがうまかったですね。後ろが競りだったので、精神的にきつかったですね」。杉山を連れ込めなかったが、自らは好調を維持している。
その理由については「アマチュアと練習していることですかね。まだ弟子とは認めていません(笑い)」。威厳を保つための奮起が好成績につながっている。
準決7Rは大西貴晃が人気を集めるが、早めに主導権を握って逃げ切る構えだ。