2日目も佐世保競輪場は風が強く、新人アドバンスでは好タイムが続いた。彼らにとって決勝も通過点に過ぎない。やりたいレースをすることが成長につながる。

ヤマコウは尾崎睦のタイトルに懸ける執念を感じた
ヤマコウは尾崎睦のタイトルに懸ける執念を感じた

準決10R、太田りゆは3番手を回れたのが大きかった。逆に最悪の展開となったのが尾崎睦だ。梅川風子の後ろを回れたことで、ある程度任せたところもあっただろう。その梅川が5番手となり、7番手の仲沢春香を警戒して仕掛けなかった。最終バック手前では7番手から内を突いて2着に入り、決勝進出を決めた。タイトルに懸ける執念を感じた。

自力で勝てる選手も、いつか頭打ちになるときが来る。自力にこだわることも大切だが、頭を切り替えることも必要だ。G1が新設され、明確な目標ができたことが尾崎を成長させたのだろう。一発勝負ではなく、3日間の勝ち上がりでは走り方もおのずと変わる。今の尾崎には失敗を繰り返してたたき上げてきた選手ならではの度胸を感じる。

決勝は佐藤水菜の脚力が抜けている。尾崎は前前に踏んで勝機をつかみたいところだ。