樋口亮(48=長崎)が逃げて、地元11度目の優勝。最高の形で締めくくった。
12Rで行われた優勝戦は、スタート展示が1234・56。本番は節一の伸びを誇る本村大が4カドに引いて124・356。樋口は動じることなくインからコンマ01のトップスタートを決めて堂々押し切った。「スタートはそこまで早いと思わなかった。(本村)大ちゃんが4カドに引いたから、とにかく先に回ることだけを考えた」と振り返った。相棒の74号機とともに予選トップ通過から優勝をつかみ「うれしいですね。前検から伸びは良かった。途中でエンジンがバテたけど、しっかり調整ができた」と汗を拭った。この優勝で来期はA1級復帰へぐっと近づけた。