5車立ての1Rで松崎貴久(49=富山)が快勝し、通算300勝を達成した。初勝利は、デビューした99年4月、当時の甲子園競輪場で挙げている。

レースは、最終バック5番手に置かれた松崎だったが、インを突きながらスピードアップ。前を走る4車を交わし、最後は2着に2車身差をつけた。

今期からS級に復帰した。「まだS級のスピードに不慣れで、2日目の落車は申し訳ないと思っている」と、喜びよりも反省を口にする。それでも、「できれば勝ち上がりで決めたかったんですけどね。次は301勝を目指します」と笑顔を見せた。