篠原晟弥(23=福岡)が伸びに加えて、実戦足も引き出してきた。3日目は3着2本。後半10Rでは6コースから最内を突いて3着を確保した。

「前半は違和感がありました」というところから、ペラ調整をしてプラスに出た。「伸びが落ちずに、ターン回りが良くなっています。スムーズさがあります」と笑顔を見せる。

当地フレッシュルーキーは2年目。年始からエンジンに恵まれなかった。今節は好素性機の1つ、21号機を引いたのは大きかった。

「前検から下がらないだけでテンションが上がりました」と話すほど気持ちが高ぶっている。

得点率は12位で早くも完走当確の立場だ。予選ラストの4日目は9R4枠の1走。F持ちだけに、良機を味方に集中力を研ぎ澄ます。