優勝戦は大波乱の決着となった。6枠からカド受けの4コースへ動いた佐々木康幸(51=静岡)がまくり差して、昨年に続くGW戦連覇を達成。人気を集めた1枠菊地孝平が4着に敗れ、3連単18万6540円は浜名湖史上4位となる高配当となった。

腹をくくったコース取りが最高の結果を導き出した。「思い切って進入から悔いのないようにいこうと思いました。6コースの(勝つ)イメージがわかなかったし、負けても少しでも内からって」。また、差しがわずかに届かなかった準優の悔しさを踏まえた調整にも正解を出した。「いい展開になったけど、足も5日目より良かったですね」。

25年適用勝率は6・11。デビュー4期目に初めて昇格して以降、51期にわたって守り抜いたA1の座からA2へと陥落の憂き目。A1返り咲きが命題となる新期の初戦で最高のスタートを切った。「勝率を上げるよう気持ちを切り替えて頑張るしかない。これからも精いっぱい走ります」。ヒーローは表彰式に集まったファンの前で決意を口にした。